夜の“考えごと”を手放すようになった方法

仕事終わりの帰り道、電車の窓に映る自分の顔は少しだけ疲れている。家に着いても頭の中は止まらず、ベッドに入ってからも考えごとが続いていた時期があった。

あの頃は、休んでいるのに休めていなかった。

今は寝る前に、ほぼ日手帳の小さなページにその日の気持ちを書いている。上手にまとめなくていい。ただ今日気になったことを箇条書きにするだけ。

書いているうちに、「これは明日でいい」と思えることが増えた。頭の中だけにあると全部が緊急に見えるけれど、紙に出すと優先順位が見えてくる。

手帳を閉じると、思考も一緒に閉じられる感じがする。

睡眠の質が変わると、翌日の体力が変わる。体力が残ると、仕事後の時間が削られにくい。

自由な時間は、作るより守るほうが難しかった。でも夜の思考を紙に逃がすようになってから、少しずつ守れるようになった。

今日もページを閉じて、部屋の灯りを落とす。考えごとはそこに置いたまま、私は眠るだけだった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました